自費出版

居宅療養管理指導の本を自費出版しました

アマゾンから自費出版した歯科の居宅療養管理指導の本の画像

この度、居宅療養管理指導の算定マニュアルをAmazonから自費でPOD出版しました。

実は、この本は平成29年の11月くらいから原稿を書き始めました。

結構時間がかかっているんです

 

平成30年に介護保険の法改正があり、当初は改正部分を調べて原稿を書き足せば良いと考えていたのですが・・・

この介護保険の改正が、かなり大掛かりな改正で
調べるのにかなり時間がかかってしまいました。

今回は自費出版の本について、ご紹介させていただきます。

※令和3年4月より、介護保険改定になりますが、
新情報はブログやnoteに記載する予定です。

noteのURLが下記になります。
時々チェックしてみてくださいね!

https://note.com/sikakyotaku

2018年4月 歯科の居宅療養管理指導の改正点

・同一建物居住者から単一建物居住者へ変更
・加算が算定できるようになった
・みなし歯在管を実施できるようになった
・↑その為、在口衛を算定できるようになった

今更なのですが端的に言うと、この4点が2018年で改正されました。
(最後の在口衛は診療報酬改定での変更部分になりますが・・・)

同一建物居住者から単一建物居住者へ変更

同一建物居住者は1日に同じ建物に住んでる患者を何人ケアするか、でしたが

単一建物居住者は1カ月に同じ建物に住んでる患者を何人ケアするか、になります。

ただし、単一建物居住者は留意事項がたくさんあり、複雑です(苦笑)

 

居宅療養管理指導の加算を算定できるようにった

加算に関しては、
・特別地域加算
・中山間等における小規模事業所加算
・中山間等に居住する者へのサービス提供加算
の3つが算定可能になりました。

厚労省が指定している「該当地域」になっているか
確認が必要だったり、

算定するには、運営規定や重要事項説明書に訪問地域を載せたり、「加算を算定していること」を明記しなければなりません。

みなし歯在管を実施できるようになった

みなし歯在管は、歯科訪問診療を行った上で、歯科医師が居宅療養管理指導を行い、その上で歯在管の計画書を策定します。

そうすると、歯在管を行ったのと同じ扱いになり、算定できる処置が増える、ということです。

ただし、歯科医師の居宅療養管理指導を算定していると、歯在管の点数を算定する事ができません。

あくまでも、みなし歯在管は「歯在管を算定している時と同じ扱いをしますよ~」ということなんです。(そういう理由で、みなし歯在管をしていると在口衛を算定できます。)

そして、これもまた複雑な仕組みなんですが、「処置は算定して良いけど、栄養サポートチーム等連携加算などの加算は算定しちゃダメよ」という決まりもあります。

 

話を聞いてるだけで、こんがらかりそう~

 

その他、本の記載内容について

・居宅療養管理指導の単位数や単一建物居住者の留意事項について
・重要事項説明書の見本
・個人情報の取扱いに関する同意書の見本

など基本的なことから

・ショートステイ後の居宅療養管理指導の算定について
・短期入所療養介護(老健のショートステイ)の歯科訪問診療について
・サービス担当者会議に出席する時のコツ
・サービス担当者会議に出席できない時の対応について

など、ネットで調べても回答が出てこない事も記載しています。

 

勿論、これ以外のことも、たくさん書いてますよ

 

Amazonのページでは、パソコンで検索すると数ページ試し読みが出来て
「はじめに」の文章と目次を見ることが出来ます。

一度ご覧になってみてくださいね。

 

アマゾンのページはこちら

 

POD出版にした理由

 

今は電子書籍で出版する人も多いですね。

しかしながら、私は紙の本のPOD出版を選びました。

多分、この本を買って下さる方は歯科医師、歯科衛生士さんが多いと考えました。

そうすると、1冊購入して診察室に置いておき、みんなで情報を共有するんじゃないかと思いまして

あえてPOD出版にしました。

出版社の方には、原稿の設定サイズのことなど色々アドバイスいただきました。
本当にありがたかったです。

文字にも著作権がある

 

原稿を執筆して初めて知ったのですが
何と、文字にも著作権がある、とうことを初めて知りました。

それまで、何も考えずにMS明朝体で入力していたのですが
著作権のことを知って、「游明朝体」「游ゴシック体」で原稿を入力しなおしています。

この書体だと、著作権が発生しないようでした。

あと、フリーのイラストも著作権は作者さんのものなので

本を出版する時に、それがネックになり出版出来ない事もある、
という記事を読んで、

使っている図はオブジェクトを挿入して自分で手作りしました。

まあ、イラストレーターに頼んだら、すごい金額になると思うので
全部手作りです。

これがまた失敗すると1から作り直しだったので
辛い作業でした。

 

形が不揃いなところもありますが、多めに見ていただけるとありがたいです

 

歯科医師、歯科衛生士の行う居宅療養管理指導の本の表紙の画像

アマゾンのページはこちらから

 

普段仕事もしてますので、記事の更新もゆっくりになると思いますが
このブログをまたご覧いただけると嬉しいです。

マニュアル本を自費出版しました!!

歯科医師、歯科衛生士の行う居宅療養管理指導の算定マニュアル本を令和2年8月にアマゾンから自費出版しました。

令和3年度の介護報酬改定がありましたが、変更点を現在確認中でして、第二弾の出版はまだまだ先になりそうです。

単一建物居住者の取扱いは、平成30年度の介護報酬改定と比べても変更がありません。

今後の活動は、介護報酬の改定についてブログやnoteに記載する予定です。
note「歯科の居宅療養管理指導研究会☆DHサコ」

 

それらと併せてマニュアル本を読んでいただくと、わかりやすいと思います。

読んで分からないところを質問できるように、本の最終ページに連絡先を載せています。

購入者特典で、今年度の改定で分からないところがありましたら、その質問も受け付けています。

今から、居宅療養管理指導の準備を少しずつ、始めませんか?

 

歯科医師、歯科衛生士の行う居宅療養管理指導のマニュアル本のサイズの大きい画像

 

マニュアル本はこちら